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墓じまい前のチェックリスト15項目|漏れ防止ガイド

墓じまいで「何を・どの順番で・漏れなくやればいいか」を知りたい方へ。結論から言うと、墓じまいは「準備5項目・手続き5項目・実施5項目」の計15項目を順に確認すれば、大きな失敗はほぼ防げます。この記事では、改葬の法律手続きや必要書類3点、費用相場、トラブル回避策までをチェックリスト形式で解説します。

目次

墓じまいチェックリスト15項目【一覧表】

まずは全体像です。上から順に進めるのが基本の流れです。

段階チェック項目
準備編1. 親族の合意を取る
2. 遺骨の体数・種別(火葬骨/土葬骨)を確認する
3. 新しい供養先を決める
4. 墓地管理者(寺院・霊園)へ事前連絡する
5. 総費用の見積もりを取る
手続き編6. 受入証明書を入手する
7. 埋葬(埋蔵)証明書を入手する
8. 改葬許可申請書を役所へ提出する
9. 改葬許可証を受領し大切に保管する
10. 石材店を選び見積もりを比較する
実施編11. 閉眼供養(魂抜き)を手配する
12. 遺骨を取り出す
13. 墓石を解体・撤去し区画を返還する
14. 離檀の挨拶とお布施・離檀料を済ませる
15. 新しい供養先へ納骨する(改葬許可証を提出)

改葬は「墓地、埋葬等に関する法律」に基づく手続きで、市区町村長の許可(改葬許可証)が必要です。全体の流れは墓じまいの流れでも図解しています。

【準備編】墓じまい前に確認する5項目

1. 親族の合意を取る(トラブル最多ポイント)

墓じまいのトラブルで最も多いのが親族間の対立です。お墓の名義人だけで進めず、兄弟姉妹やいとこなど、お参りしている親族に事前に相談しましょう。「無縁墓にしないための供養」という目的を伝えると理解を得やすくなります。

2. 遺骨の体数・種別(火葬骨/土葬骨)を確認する

お墓に何体の遺骨が入っているかを、墓地管理者や親族に確認します。改葬許可申請は遺骨ごとに必要で、八王子市のように2体以上は続紙で申請する自治体もあります。土葬骨の場合は火葬し直しなど追加対応が必要になることがあります。

3. 新しい供養先を決める

永代供養墓・樹木葬・納骨堂・散骨・手元供養などから選びます。改葬許可申請には改葬先の情報が必要なため、供養先の決定が先です。選び方は改葬先の選び方で詳しく解説しています。

4. 墓地管理者(寺院・霊園)へ事前連絡する

書類を持って突然行くのではなく、まず「墓じまいを検討している」と相談の形で伝えます。寺院墓地の場合、事後報告は離檀トラブルの原因になります。

5. 総費用の見積もりを取る

墓石撤去・お布施・書類手続き・新しい供養先の費用まで含めた総額を把握します。相場感は墓じまいの費用相場を参考にしてください。

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【手続き編】役所・書類の5項目

必要書類は「受入証明書・埋葬(埋蔵)証明書・改葬許可申請書」の3点が基本です。書式や添付書類は自治体ごとに異なるため、必ず現在お墓がある市区町村の公式サイトで確認してください。詳細は改葬許可の取り方にまとめています。

6. 受入証明書を入手する

新しい供養先(改葬先)から発行してもらう、受け入れを証明する書類です。契約時に発行を依頼しましょう。

7. 埋葬(埋蔵)証明書を入手する

現在の墓地管理者に、遺骨が埋蔵されている事実を証明してもらいます。改葬許可申請書に管理者が署名・押印する形式の自治体も多くあります。発行に管理者側の手数料がかかる場合があります。

8. 改葬許可申請書を役所へ提出する

提出先は「現在お墓がある市区町村」の役所です。横浜市は各区役所戸籍課、八王子市は本庁舎窓口で、いずれも郵送申請が可能です。両市とも申請手数料は無料です。

9. 改葬許可証を受領し大切に保管する

改葬許可証は納骨時に新しい供養先へ提出する重要書類です。八王子市は紛失すると手続きのやり直しになると案内しており、原本の保管には十分注意してください。

10. 石材店を選び見積もりを比較する

墓石の解体・撤去は石材店に依頼します。霊園によっては指定石材店がある場合もあるため、管理者に確認のうえ、可能なら2〜3社の見積もりを比較しましょう。

【実施編】撤去・納骨の5項目

11. 閉眼供養(魂抜き)の手配をする

遺骨の取り出しや墓石撤去の前に、僧侶に閉眼供養を依頼するのが一般的です。日程は石材店の工事日と合わせて調整します。

12. 遺骨を取り出す

閉眼供養後、石材店がカロート(納骨室)を開けて遺骨を取り出します。長年の湿気で骨壺に水が溜まっていることも多く、洗骨や乾燥が必要な場合があります。

13. 墓石を解体・撤去し区画を返還する

墓石を解体・撤去し、区画を更地に戻して管理者へ返還します。工事完了時に更地の状態を写真で確認しておくと安心です。

14. 離檀の挨拶とお布施・離檀料を済ませる

寺院墓地の場合は、これまでの供養への感謝を伝えて離檀します。離檀料に法的な支払い義務はありませんが、お礼として包むケースが多いのが実情です。金額は寺院との関係により幅があります。

15. 新しい供養先へ納骨する(改葬許可証を提出)

改葬許可証を新しい供養先の管理者に提出し、納骨して完了です。開眼供養や納骨法要を行う場合は事前に手配します。

墓じまいの費用相場と内訳

項目目安
墓石の解体・撤去面積・立地により変動(1㎡あたり10万円前後〜)
閉眼供養のお布施3万〜5万円程度
書類手続き申請手数料は無料の自治体が多い
新しい供養先数万円〜(供養方法により大きく変動)

安心墓じまいの基本プランは298,000円(税込)です。2㎡まで・石塔1基の撤去に対応し、2㎡を超える場合は1㎡あたり110,000円の追加となります。お支払いは工事完了後の残額払いで、追加請求はありません。詳細は料金プランをご覧ください。また、自治体によっては補助金制度がある場合もあります(墓じまいの補助金参照)。

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よくあるトラブルと回避策

  • 親族の反対: 事後報告が最大の原因。チェック項目1を最初に行い、費用分担も先に話し合う
  • 高額な離檀料の請求: 法的義務はない。まず感謝を伝えたうえで、金額に納得できない場合は行政の消費生活センターや専門家に相談
  • 石材店の高額請求: 相見積もりで内訳(重機の可否・運搬距離)を比較する
  • 改葬許可証の紛失: 再発行の可否は自治体によるため、納骨完了まで原本を厳重に保管する

なお、改葬許可申請はご自身で行えますが、平日に役所へ行けない方には提携行政書士をご紹介できます(お客様と直接契約・報酬目安33,000円〜)。

墓じまいチェックリストに関するよくある質問

Q. 墓じまいは自分でできますか?

役所の手続きと関係者との調整はご自身でできます。ただし墓石の解体・撤去は重機や産廃処理が必要なため石材店への依頼が必須です。書類収集が難しい場合は提携行政書士のご紹介も可能です。

Q. 墓じまいにかかる期間はどれくらいですか?

親族合意から納骨完了まで、一般的に2〜6か月程度です。供養先探しや寺院との調整に時間がかかるケースでは1年近くかかることもあります。

Q. 改葬許可証なしで遺骨を移動できますか?

できません。墓地、埋葬等に関する法律により、遺骨を別の墳墓や納骨堂へ移すには市区町村長の改葬許可が必要です。無許可での移動は法律違反になるため、必ず許可証を受けてから行ってください。

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まとめ

墓じまいは「準備5項目・手続き5項目・実施5項目」の15項目を順に進めれば、漏れなく完了できます。特に「親族の合意」「必要書類3点」「改葬許可証の保管」の3つが失敗しやすいポイントです。書式や手数料は自治体で異なるため、現在お墓がある市区町村の公式サイトも必ず確認しましょう。

「自分の場合は何から始めればいいか分からない」という方は、安心墓じまいの無料相談をご利用ください。お電話は10:00〜18:00(土日祝休み)、フォーム・LINEは24時間受け付けています。

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この記事を書いた人

資格:終活カウンセラー。安心墓じまい 相談窓口責任者。幼少期の祖父母との温かい思い出を原点に、「誰もが迷わず、安心して終活を終えられる社会」を目指して、墓じまいから実家じまいまで終活全般の相談窓口を務める。ライフワークとしてYouTubeで高齢者の方々への人生インタビューを続け、シニア世代の本音に寄り添うカウンセリングを最も得意とする。記事は自治体・厚生労働省などの公的一次情報にもとづき、編集部とともに執筆・確認。

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