安心墓じまいANSHIN HAKAJIMAI
DIY GUIDE

墓じまいを
自分でやる方法

墓じまいは、業者に頼らず自分で進めることもできます。9ステップの手順・必要書類・費用と、「どこまで自分でできて、どこがつまずきやすいか」を、代行との比較つきで正直に解説します。

改葬許可申請などの書類。墓じまいを自分でやる手続き。
手続きの多くは、自分でも進められます。
墓じまいは自分でできます。流れは「①親族の合意 →②改葬先を決める →③墓地管理者へ連絡 →④受入証明書・埋蔵証明書を取得 →⑤改葬許可申請 →⑥閉眼供養 →⑦石材店で撤去 →⑧新しい供養先へ納骨 →⑨区画の返還」の9ステップです。費用は撤去工事+書類代で20〜50万円ほど。石の撤去だけは石材店への依頼が必要です。役所・墓地管理者・石材店の3か所とやり取りする手間が、自分でやるかどうかの分かれ目になります。

自分でできる範囲・できない範囲

墓じまいの手続きは、そのほとんどをご自身で行えます。改葬許可申請や証明書の取得、お寺・墓地管理者への連絡は自分でできます。ただし墓石の撤去・整地だけは、資格と重機を持つ石材店への依頼が必須です(自分で壊すことはできません)。つまり「手続きは自分・工事は石材店」が、自分でやる場合の基本形です。

自分でやる9ステップの手順

墓じまいの流れ(全体像)
1-2親族の合意・改葬先決定
3-5証明書取得・改葬許可申請
6-7閉眼供養・墓石撤去
8-9納骨・区画の返還
目安期間:親族の合意がスムーズなら1〜2ヶ月、遠方・調整が要る場合は半年〜1年

親族の合意を得る

墓じまいを検討する親族に相談し、供養の形と費用負担を共有します。最初にして最重要のステップです。

新しい改葬先を決める

永代供養墓・樹木葬・納骨堂・散骨・手元供養から選びます。受入先が決まったら受入証明書を発行してもらいます。

今の墓地管理者・お寺へ連絡

墓じまいの意向を伝え、埋蔵証明書の発行を依頼します。寺院墓地では離檀の相談もここで。

証明書をそろえる

受入先の「受入証明書」、現在の墓地の「埋蔵証明書」を用意します。

改葬許可申請をする

今のお墓がある市区町村の役所に、改葬許可申請書+証明書を提出し、改葬許可証を受け取ります。

閉眼供養(魂抜き)

お墓から魂を抜く法要をお願いします。お布施の目安は3〜5万円ほど。

石材店で墓石を撤去・整地

石材店に依頼して撤去・処分・整地。ご遺骨を取り出します。ここは自分ではできません。

新しい供養先へ納骨

改葬許可証を提出し、開眼供養のうえ納骨します。

区画を返還する

更地にした区画を墓地管理者へ返還して完了です。

必要書類

書類入手先備考
改葬許可申請書今のお墓がある市区町村役所窓口・HPで入手
埋蔵(埋葬)証明書今の墓地管理者・お寺申請書に記入・押印を依頼
受入証明書新しい改葬先契約時に発行
身分証明書本人申請者確認用
承諾書名義人名義人と申請者が異なる場合

様式や必要書類は自治体で少し異なります。改葬許可申請の書き方は改葬許可申請ガイドで詳しく解説しています。

自分でやる場合の費用

自分でやる場合も、墓石の撤去工事は避けられません。内訳の目安は次のとおりです。手続きを自分で行う分、代行手数料(4〜8万円程度)が浮きます。

項目目安
墓石の撤去・整地1㎡あたり10〜15万円(広さ・立地で変動)
閉眼供養のお布施3〜5万円
離檀料(寺院墓地の場合)数万円〜20万円
書類・証明書の手数料数百〜数千円
新しい供養先の費用永代供養5〜30万円/樹木葬20〜80万円 ほか

メリット・デメリット

自分でやるメリット

  • 代行手数料(4〜8万円)が浮く
  • お寺や管理者と直接やり取りでき納得感がある
  • 自分のペースで進められる

自分でやるデメリット

  • 役所・墓地管理者・石材店の3か所とやり取りが必要
  • 遠方だと郵送だけで数週間かかる
  • 離檀交渉が難航すると自分で対応することに
  • 平日日中に役所へ行く時間が要る

自分で vs 代行の判断基準

次のどちらに当てはまるかで選びましょう。近くに住んでいて時間が取れる方は自分で、遠方・多忙・お寺との関係が不安な方は代行が向いています。「手続きだけ自分で、工事だけ石材店に」という中間もあります。

自分でやる代行に頼む
費用抑えられる手数料がかかる
手間3か所とやり取り窓口ひとつ
遠方負担大立ち会い不要
お寺交渉自分で対応専門家連携

代行を検討する場合は代行業者の選び方を、依頼した場合の費用は費用相場をご覧ください。

「自分でやってみたけど、ここだけ難しい」——そんな途中相談も歓迎です。必要な部分だけお手伝いできます。

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よくある質問

墓じまいは全部自分でできますか?

手続き・書類・お寺への連絡は自分でできます。ただし墓石の撤去・整地だけは石材店への依頼が必須です。

自分でやると費用はどれくらい安くなりますか?

手続き代行分の4〜8万円程度が浮きます。撤去工事や供養先の費用は自分でやっても同じようにかかります。

改葬許可申請はどこでしますか?

今のお墓がある市区町村の役所です。改葬許可申請書に墓地管理者の埋蔵証明を得て、受入証明書とともに提出します。

自分でやると期間はどれくらいかかりますか?

親族の合意がスムーズなら1〜2ヶ月、遠方や調整が必要な場合は半年〜1年ほどが目安です。

途中まで自分でやって、難しい部分だけ頼めますか?

はい。手続きだけ・工事だけ・離檀の相談だけ、といった部分的なご依頼も可能です。まずはご相談ください。

監修
行政書士
○○ ○○(行政書士)
○○行政書士事務所|改葬許可申請の代理実績多数

本記事は改葬手続きを専門とする行政書士の監修のもと作成しています。書類様式は自治体により異なります。

CONTACT

まずは、聞かせてください。

自分でやるか、頼むか。迷っている段階でもかまいません。あなたの状況を聞いて、自分でできる部分・任せた方がいい部分を一緒に整理します。

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