
久留 慎一郎(ひさどめ しんいちろう)/司法書士・行政書士|東京司法書士会 第7135号・東京都行政書士会 第11924号
東京大学法学部を卒業後、日本航空株式会社に26年間勤務(うち法務部に4年間所属)。在職中に司法書士試験に合格し、2018年に独立開業、2021年に司法書士法人を設立。相続手続きや改葬・墓じまいに関わる法律手続き、名義変更などを担当する。安心墓じまいの提携司法書士・行政書士。当サイトでは、改葬許可申請などの行政手続きと、相続・名義に関する法務部分を監修しています(墓じまいの施工内容・費用は監修対象外)。 監修者プロフィール・監修範囲 →
監修者プロフィールの詳細
■経歴
- 1966年鹿児島県生まれ
- 1985年鹿児島ラ・サール高校卒業
- 1989年東京大学法学部卒業/同年、日本航空株式会社入社(2002〜2006年は法務部所属)
- 2013年司法書士試験合格
- 2015年簡易裁判所訴訟代理等に関する法務大臣認定/同年、日本航空株式会社退職、司法書士法人コスモ入所
- 2017年司法書士法人コスモ退職
- 2018年事務所開設
- 2021年司法書士法人設立
■得意領域
- 相続登記・相続手続き
- 改葬・墓じまいの手続き
- 相続放棄
- 簡易裁判所の訴訟代理
真宗大谷派(東本願寺)のお墓を墓じまいしたいけれど、「本願寺派とは費用が違うのか」「お布施はいくら包めばいいのか」「離檀のときに何を求められるのか」と不安に感じていませんか。結論から言うと、真宗大谷派の墓じまい費用は総額35万〜150万円が目安で、金額の構造自体は他の浄土真宗と大きくは変わりません。ただし、大谷派には「遷座法要」というお布施の呼び方や、本山・大谷祖廟への納骨(永代経)という独自の改葬先があります。この記事では、真宗大谷派ならではの費用の内訳とお布施相場、本願寺派との違い、門徒としての離れ方、大谷派の永代経への改葬先までを、一次情報にもとづいて整理しました。
真宗大谷派(東本願寺)とはどんな宗派か
真宗大谷派は、鎌倉時代に親鸞聖人が開いた浄土真宗の一派で、本山は京都市下京区にある東本願寺(正式名称は真宗本廟)です。江戸時代初期に本願寺が東西に分立した際に成立した教団で、西側の本願寺(西本願寺)を本山とする浄土真宗本願寺派と並び、浄土真宗のなかでも特に門徒(信徒)数の多い宗派のひとつです。通称「お東さん」とも呼ばれ、全国各地に多くの末寺があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 宗祖 | 親鸞聖人 |
| 本山(正式名称) | 真宗本廟(通称:東本願寺) |
| 所在地 | 京都市下京区烏丸通七条上る |
| ご本尊 | 阿弥陀如来 |
| 宗祖の墓所 | 大谷祖廟(京都市東山区) |
| 通称 | お東さん |
| 墓じまい前の法要 | 遷座法要 |
お墓じまいの実務という観点では、真宗大谷派は次の3点で他宗派と異なります。1つ目は、墓じまい前の法要が「閉眼供養(魂抜き)」ではなく「遷座法要」と呼ばれること。2つ目は、故人はすでに阿弥陀如来のはたらきで浄土へ往生しているという教義から「追善供養」「永代供養」という言葉を使わず、「永代経」への懇志という形をとること。3つ目は、本山である東本願寺の飛地境内地「大谷祖廟」に遺骨を納める「本山納骨」という選択肢があることです。まずは全体の費用感を見ていきましょう。
真宗大谷派の墓じまい費用相場は総額35万〜150万円
真宗大谷派の墓じまいにかかる費用は、総額35万〜150万円程度が相場です。他の宗派・宗旨と同様に、墓地の面積・立地と、遺骨の新しい供養先(改葬先)の選び方によって大きく変わります。真宗大谷派で特徴的なのは「遷座法要のお布施」と「離檀にともなうお布施」の2つの費目で、金額の考え方が他宗派とやや異なります。
費用内訳(墓石撤去・遷座法要・お布施・改葬先)
| 項目 | 費用目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 墓石の撤去・処分・整地 | 10万〜30万円 | 1㎡あたり約10万円〜が目安。当窓口の基本プランは298,000円税込(2㎡まで・石塔1基) |
| 遷座法要のお布施 | 3万〜10万円 | 他宗派の閉眼供養に相当。お車代・御膳料を別途包む場合も |
| 離檀にともなうお布施 | 3万〜20万円程度 | 法的な支払い義務はない。寺院との関係性による |
| 改葬許可申請 | 数百円〜無料 | 自治体により異なる。行政書士に依頼する場合は報酬目安33,000円〜 |
| 改葬先の費用 | 2万〜100万円超 | 大谷祖廟・真宗本廟への納骨は2万〜、合祀墓・送骨は数万円、一般墓なら高額に |
それぞれの費目について、もう少し詳しく見ていきます。墓石の撤去・処分・整地費用は、墓地の面積のほか、重機の搬入経路や基礎コンクリートの厚みといった現場条件で変動します。当窓口では事前の現地調査(または写真・お電話でのヒアリング)を経て確定見積りをお出しし、契約後は追加請求が発生しない仕組みにしています。遷座法要のお布施は菩提寺との相談で決まるため、業者側で金額を指定することはできません。離檀にともなうお布施も同様に、施主とお寺との話し合いで決める性質のものです。改葬許可申請の手数料は自治体ごとに定められており、無料の自治体が多い一方、数百円程度の手数料を設けている自治体もあります。
費用の全体像は墓じまいの費用相場でも解説しています。浄土真宗全体の共通点は浄土真宗の墓じまい費用にまとめていますので、本願寺派との違いを知りたい方はあわせてご覧ください。
本願寺派(西本願寺)との違い比較表
真宗大谷派(東本願寺)と浄土真宗本願寺派(西本願寺)は、同じ親鸞聖人を宗祖とする浄土真宗の二大教団ですが、墓じまいの実務ではいくつか呼び方や慣習の違いがあります。費用相場そのものに大きな差はありませんが、混同しやすい点を整理しました。
| 項目 | 真宗大谷派(東本願寺) | 本願寺派(西本願寺) |
|---|---|---|
| 墓じまい前の法要の呼び方 | 遷座法要(せんざほうよう) | 遷仏法要(せんぶつほうよう) |
| お布施の相場 | 3万〜10万円程度 | 3万〜10万円程度(ほぼ同水準) |
| 本山 | 真宗本廟(東本願寺・京都市下京区) | 本願寺(西本願寺・京都市下京区) |
| 本山納骨の呼び方 | 大谷祖廟納骨・真宗本廟収骨 | 大谷本廟納骨 |
| 永代供養の呼び方 | 永代経(懇志) | 永代経(懇志) |
| お数珠・仏具の違い | 紫房の蓮如結びなど、門首・房の色に細かな違いがある | 房の結び方が異なる |
実務上もっとも注意したいのは、自分の家がどちらの本願寺(大谷派か本願寺派か)に属しているかを取り違えないことです。仏壇の本尊や過去帳、位牌代わりの法名軸に記載された寺院名、菩提寺の正式名称(「◯◯山◯◯寺(真宗大谷派)」のように宗派が明記されていることが多い)で確認できます。不明な場合は菩提寺に電話で確認するのが確実です。
法名(戒名にあたるもの)の付け方にも細かな違いがあります。大谷派・本願寺派とも「釋(釈)」の一字を冠する点は共通ですが、法名軸や過去帳への記載書式、法要でお唱えする経典の読み方(節回し)には違いがあり、他宗派の僧侶が代わりに勤めることはできません。墓じまいを機に「うちは大谷派だと思っていたが実は本願寺派だった」と気づくご家庭も少なくないため、遷座法要を依頼する前に、必ず菩提寺またはお仏壇の記載で宗派を確認しておきましょう。
東西の本願寺が分かれた背景には、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての教団内の対立と、徳川家康による寺地寄進が関係しているとされています。以来400年以上にわたり、それぞれ独立した教団として法要の作法や儀礼を発展させてきました。そのため、同じ「浄土真宗」であっても、菩提寺が大谷派か本願寺派かによって、僧侶にお願いする法要の呼び方や、お経の節回し、仏具の細部(金仏壇の意匠、数珠の房の結び方など)が異なります。墓じまいの相談をする際は、事前に「真宗大谷派(東本願寺)でお願いします」と伝えておくと、業者側も宗派に合わせた段取りを組みやすくなります。
お墓の広さや場所から、費用の目安がわかります。
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無料費用シミュレーターを試す→真宗大谷派は「閉眼供養」ではなく「遷座法要」
真宗大谷派では、亡くなった方は阿弥陀如来のはたらきによってただちに浄土へ往生すると考えるため、墓石に魂が宿るという発想をとりません。そのため墓じまいの前には、魂を「抜く」のではなく、お墓にお迎えしていたご本尊にお移りいただくという意味で「遷座法要(せんざほうよう)」と呼ばれる法要を営みます。本願寺派の「遷仏法要」と名前は違いますが、墓じまい工事の前に僧侶にお勤めいただくという流れ自体は同じです。
遷座法要のお布施相場は3万〜10万円、表書きは「御布施」
遷座法要のお布施は3万〜10万円程度が目安です。金額に幅があるのは、寺院との関係の深さや地域慣習によるためで、迷う場合は菩提寺に「みなさまどのくらい包まれていますか」と率直に尋ねても失礼にはあたりません。封筒は白無地または奉書紙を用い、表書きは濃墨で「御布施」と書きます。真宗大谷派では「御霊前」など霊の存在を前提とした表書きは使いません。僧侶に墓地まで足を運んでいただく場合は「御車代」(5千円〜1万円程度)、会食を辞退された場合は「御膳料」(5千円〜1万円程度)を別に包むのが丁寧です。
法名軸・過去帳の扱いもあわせて相談する
真宗大谷派では原則として位牌を作らず、故人の法名(他宗派の戒名にあたるもの)は法名軸や過去帳に記して仏壇に納めます。墓じまいとあわせて仏壇じまいも検討している場合は、位牌の閉眼供養ではなく、法名軸・過去帳をどう扱うか(仏壇店で引き取ってもらう、菩提寺に相談するなど)を遷座法要の際にまとめて相談すると二度手間になりません。
日程はお盆・お彼岸を避けて1か月以上前から調整する
遷座法要は撤去工事の前に行う必要があるため、工事日から逆算してお寺と日程を調整します。お盆や春秋のお彼岸は僧侶の予定が埋まりやすいため、1か月以上前をめどに相談すると安心です。当窓口にご依頼いただいた場合も、法要の日程が決まってから工事日を確定する順序で進めますので、お寺との調整を急かされる心配はありません。
遷座法要当日の流れと準備するもの
遷座法要は、墓地に僧侶をお招きし、墓前で15〜30分程度のお勤めをしていただくのが一般的な流れです。施主側で準備するものは、お布施(袱紗に包んで)、お供え物(生花・お菓子など)、数珠です。線香やろうそくは施主が用意する場合と、寺院や施工業者が用意する場合があるため、事前に確認しておくとよいでしょう。法要後、そのまま墓石の撤去工事に入るケースと、日を改めて工事を行うケースがあり、いずれでも問題ありません。工事は法要から間を空けずに行うほうが、お墓が更地の状態で放置される期間を短くできます。
費用を安く抑える3つのコツ
- 相見積もり:撤去費は業者間の差が大きく、2〜3社比較で数万円変わることも珍しくありません。同じ面積・条件でも、重機の搬入方法や産業廃棄物の処分ルートによって見積り額が変わります。
- 改葬先の選び方:大谷祖廟納骨や合祀墓を選べば3万〜10万円程度に抑えられます。個別のスペースを維持したい場合でも、樹木葬や納骨堂の中で比較的安価なプランを選ぶことで負担を軽減できます。
- お布施は「相場の範囲内」で無理のない金額を:遷座法要・離檀のお布施はいずれも法律や規則で定められた金額ではありません。相場の下限に近い金額でも失礼にはあたらないため、家計に無理のない範囲で包み、あとは丁寧な言葉で感謝を伝えることを重視しましょう。
補助金の有無は自治体によって異なります。市川市や太田市のように改葬・墓じまいへの助成制度を設ける自治体もあるため、お住まいの自治体の公式サイトで確認しておくと、想定外の負担を避けられます。なお、真宗大谷派だから利用できる補助金・助成金というものは特にありません。補助金は宗派に関係なく、改葬先の墓地がある自治体、または現在のお墓がある自治体の制度によって決まります。
改葬許可申請の必要書類
真宗大谷派だからといって特別な書類が必要になるわけではなく、他宗派と同じ「墓地、埋葬等に関する法律」にもとづく改葬許可申請の手続きを行います。一般的に必要な書類は次のとおりです。
- 改葬許可申請書(遺骨1体につき1通。市区町村の窓口またはWebサイトで入手)
- 現在の墓地管理者(菩提寺の住職や霊園管理事務所)による埋蔵証明(申請書内の証明欄に記入・押印してもらう)
- 改葬先が決まっていることを示す受入証明書(大谷祖廟納骨の場合は志納の受付票、合祀墓・樹木葬等の場合は永代供養契約書の写しなど)
- 申請者の本人確認書類(運転免許証など)
提出先は、現在の墓地がある市区町村の窓口です。郵送での提出を受け付けている自治体も多く、遠方に住んでいても手続きが可能です。書類の書き方や記入例は改葬許可申請の方法で詳しく解説しています。
真宗大谷派の門徒が「離檀」するときの考え方と手続き
真宗大谷派では正式には「檀家」ではなく「門徒」と呼びますが、菩提寺との関係を解消する実務は他宗派の離檀とほぼ同じです。最も不安に感じる方が多い離檀料について、教義的な背景も含めて整理します。
離檀料に法的な支払い義務はない
まず大前提として、離檀料には法的な支払い義務はありません。契約書に特別な定めがある場合を除き、支払わなかったことを理由に改葬を拒否することもできないとされています。そのうえで、長年お世話になった感謝として「お布施」を包むのが慣例であり、目安は3万〜20万円程度です。真宗大谷派は教義上「供養の対価」という発想をとらない宗派であるため、他宗派に比べて法外な離檀料を求められるケースは少ないとされていますが、金額は寺院との関係性によって幅があります。
門徒をやめる手続きの流れ
- まず施主本人が菩提寺に出向き、墓を継ぐ人がいない事情を伝えて相談する
- 改葬先が決まったら、書面(離檀の意思・理由・時期を簡潔に記したもの)を用意する
- お墓の管理者である住職から「埋蔵証明」(改葬許可申請書内の証明欄への記入・押印)をもらう
- 遷座法要を営み、感謝の気持ちとしてお布施を包む
- 離檀にともなうお布施を包み、正式に門徒を離れる
離檀トラブルの多くは、金額そのものより「事後報告された」「業者から一方的に連絡が来た」といった伝え方への不信感から生じます。最初に施主自身がお寺へ出向いて率直に事情を伝える——この一手間で、ほとんどのケースは円満に進みます。「業者に任せているので」という姿勢は避け、あくまで施主が主体、業者は裏方という形を守りましょう。
伝え方に迷う場合は、次のような要点だけを簡潔に伝えると角が立ちません。(1)遠方に住んでいて墓参りやお墓の維持が難しくなってきたこと、(2)継承者がいない、または継承者に負担をかけたくないこと、(3)長年のお付き合いに感謝していること、(4)改葬先はすでに決めていること。長々と事情を説明するよりも、感謝の言葉を添えて簡潔に伝えるほうが、住職にも意図が伝わりやすくなります。
離檀前チェックリスト
菩提寺に相談する前に、次の項目を確認しておくとスムーズです。印刷してご利用ください。
- □ 家の宗派が「真宗大谷派(東本願寺)」で間違いないか、仏壇の本尊・過去帳・菩提寺の正式名称で確認した
- □ 改葬先(永代経先・合祀墓・納骨堂など)を決めた、または候補を2〜3つ絞り込んだ
- □ 遷座法要の希望時期(お盆・お彼岸を避けた1か月以上先)を決めた
- □ 埋蔵証明・改葬許可申請の必要書類を確認した
- □ 離檀にともなうお布施の予算(3万〜20万円の範囲で目安)を家族で共有した
- □ 親族間で費用分担・報告のタイミングを事前に話し合った
離檀のご挨拶(書面)の文例
直接お伝えするのが基本ですが、書面を添える場合の簡単な文例です。長々と理由を書き連ねる必要はなく、感謝と事情を簡潔にまとめれば十分です。
「拝啓 永年にわたり手厚くご供養いただき、誠にありがとうございました。この度、遠方居住および後継者不在の事情により、○○家のお墓を改葬させていただくこととなりました。長年のご厚情に深く感謝申し上げますとともに、末永いご発展をお祈り申し上げます。敬具」
このような文面に、お布施を添えて手渡し、または法要当日にお渡しするのが一般的です。郵送のみで済ませる場合も、可能な限り一度は電話でご挨拶を入れておくと印象が大きく変わります。
高額請求されたときの対処法
万一、相場を大きく超える離檀料を求められた場合も、感情的に対立するのは得策ではありません。次の順序で冷静に対応しましょう。
- 金額の根拠を丁寧に確認する(永代使用料の精算等が含まれていないか)
- 支払える範囲の金額を「お布施」として提示し、話し合う
- 折り合わない場合は、真宗大谷派の教区・宗務所の相談窓口に相談する
- それでも解決しない場合は、弁護士など専門家に相談する
当窓口でも離檀サポート(33,000円〜)として、お寺への切り出し方の助言や文面作成の伴走を行っています(交渉の代理は行いません)。トラブルの実例と回避策は離檀トラブルの対処法にまとめています。
離檀でよくあるトラブル3パターン
実際に寄せられる相談から、真宗大谷派の門徒がつまずきやすい場面を3つ紹介します。事前に知っておくだけで、心構えができ落ち着いて対応できます。
- 埋蔵証明をもらえない:住職が改葬に難色を示し、証明書への記入・押印を先延ばしにされるケース。まずは離檀ではなく「遠方に住む家族の負担を減らすための改葬」であることを丁寧に説明し、それでも進まない場合は教区の宗務所に相談します。
- 離檀料の相場感が分からず高額請求と感じてしまう:寺院によっては、永代使用料の精算やお墓の原状回復費用が別途含まれていることもあります。「離檀料」「お布施」「原状回復費」を分けて確認すると、納得感を持って支払いやすくなります。
- 親族間で意見がまとまらない:離檀・改葬は祭祀承継者が単独で決められますが、他の親族から事後に異議が出るとトラブルになりがちです。遷座法要の日程が決まった段階で、親族にも一報を入れておくと後々のトラブルを避けられます。
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真宗大谷派の永代経(納骨)への改葬先の選び方
真宗大谷派には「追善供養」の考え方がないため、他宗派で一般的な「永代供養」は、大谷派の寺院では「永代経」(阿弥陀様の教えを永代にわたり読誦すること)への懇志という形で受け付けられます。封筒の表書きも「永代経懇志」とします。「永代供養」という言葉自体は世間一般に広く浸透しているため、大谷派の門徒であっても、日常会話では「永代供養墓にお世話になる」という言い方をしても差し支えありません。菩提寺や寺院墓地に申し込む際にだけ「永代経懇志」という言葉を使えば十分です。改葬先の代表的な選択肢は次のとおりです。
本山・大谷祖廟への納骨(費用目安2万〜100万円以上)
真宗大谷派の本山は京都市下京区の東本願寺(真宗本廟)で、宗祖・親鸞聖人の遺骨は東山にある「大谷祖廟」に納められています。墓じまいした遺骨の分骨・全骨を大谷祖廟に納める「大谷祖廟納骨」は宗派を問わず利用でき、受付時間は毎日8:30〜17:00(年中無休、天候等により休止の場合あり)で、当日申込も可能ですが事前予約が推奨されています。志納額(お布施)の目安は次のとおりです。
| 区分 | 志納額の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 一座読経(他の申込者と合同)4種 | 20,000円以上 | 最も一般的な納骨方法 |
| 一座読経 3種 | 40,000円以上 | |
| 一座読経 2種 | 70,000円以上 | |
| 一座読経 1種 | 100,000円以上 | |
| 別座読経(親族のみ)4等 | 150,000円以上 | 親族のみで読経を営みたい場合 |
| 別座読経 1等〜3等 | 300,000円〜1,000,000円以上 | 電話予約のみ受付 |
「一座読経」は他の申込者と合同でお勤めをいただく形で、費用を抑えたい場合に選ばれます。「別座読経」は自分の家の親族のみで個別にお勤めをいただく形で、金額は上がりますが、身内だけで静かに見送りたい場合に選ばれます。どちらを選んでも読経自体の内容や丁寧さに差はなく、あくまで他家と一緒にお勤めするか、単独でお勤めするかの違いです。迷う場合は一座読経の4種(20,000円以上)から検討し、親族の人数や希望に応じて別座を選ぶとよいでしょう。
骨壺が3寸壺を超える場合や改葬(他の墓地からの遺骨)の場合は20,000円が加算されます。申し込みは大谷祖廟のオンライン予約サイトまたは電話で受け付けています。真宗大谷派に属する方(所属寺をお持ちの方)を対象とした案内ですが、納骨時に所属寺がない場合も相談可能とされています。詳細・最新の受付状況は東本願寺公式サイトでご確認ください。
大谷祖廟へのアクセスと申し込み前の準備
大谷祖廟は京都市東山区の東大路通沿いにあり、京都駅からバスまたは京阪電鉄「祇園四条駅」から徒歩でアクセスできます。申し込み当日は、遺骨(骨壺)、申込書に記入する法名・俗名の控え(過去帳や位牌代わりの法名軸でも可)、志納金を持参します。郵送での納骨受付を行っているかどうかは時期により変わるため、遠方で来訪が難しい場合は事前に事務所へ電話で相談すると確実です。墓じまいの撤去工事とスケジュールを合わせる必要はなく、工事完了後、日を改めて納骨に伺う形でも問題ありません。
真宗本廟収骨・東大谷墓地は門徒かつ所属寺が条件
東本願寺(真宗本廟)そのものへの納骨(真宗本廟収骨)や、東大谷墓地への納骨は、大谷祖廟納骨と異なり、真宗大谷派の門徒であり、かつ所属寺(菩提寺)を持っていることが条件とされています。すでに墓地を保有している方、または新規購入を予定している方が対象です。所属寺がない、または関係を整理したうえで検討したい場合は、まず大谷祖廟納骨、または後述の非宗教の改葬先を検討するのが現実的です。
合祀墓・樹木葬・納骨堂など宗教不問の改葬先
本山納骨以外にも、宗教不問の霊園・寺院を改葬先に選ぶことができます。真宗大谷派は「永代供養」という言葉こそ使いませんが、実務上は他宗派・宗教不問の永代供養墓に改葬しても問題ありません。
| 供養方法 | 費用目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 大谷祖廟納骨(本山) | 2万〜10万円程度 | 真宗大谷派の門徒として最も自然な選択肢。宗派不問で利用可 |
| 合祀型の永代供養墓 | 3万〜10万円 | 最も安価。他の遺骨と一緒に埋葬。宗教不問の霊園が多い |
| 樹木葬 | 20万〜80万円 | 樹木を墓標にする。継承者不要 |
| 納骨堂 | 20万〜100万円 | 屋内で天候に左右されず参拝できる |
| 海洋散骨 | 5万〜30万円 | お墓自体を持たない選択肢 |
選び方の詳細は改葬先の選び方をご覧ください。
改葬先選びのチェックリスト
大谷祖廟納骨にするか、一般の永代供養墓にするか迷ったら、次の項目を家族で確認してみてください。印刷してチェックにご利用いただけます。
- □ 家族・親族がこれからもお参りしやすい場所か(自宅からの距離・交通手段)
- □ 真宗大谷派の信仰を大切にしたいか、宗教不問でよいか
- □ 予算の上限(2万円台〜100万円超まで幅がある)を家族で共有したか
- □ 個別のスペースを残したいか、合祀(他の遺骨と一緒)でよいか
- □ 申し込み・お参りできる曜日や時間帯に制限がないか事前に確認したか
- □ 将来、二次改葬(さらに別の場所へ移す)が必要になった場合の規定を確認したか
ケース別シミュレーション
実際に費用がいくらになるか、代表的な3つのケースで試算しました。ご自身の状況に近いものを参考にしてください(撤去費用は当窓口の基本プラン298,000円税込・2㎡までを基準にしています)。
| ケース | 内訳 | 総額目安 |
|---|---|---|
| A:本山(大谷祖廟)へ納骨し、離檀料は最小限 | 撤去29.8万+遷座法要5万+離檀のお布施3万+大谷祖廟納骨2万 | 約40万円 |
| B:合祀墓に改葬し、離檀料も一般的な水準 | 撤去29.8万+遷座法要5万+離檀のお布施10万+合祀墓5万 | 約50万円 |
| C:樹木葬や納骨堂など個別スペースのある改葬先を選ぶ | 撤去29.8万+遷座法要8万+離檀のお布施15万+樹木葬50万 | 約103万円 |
| D:3㎡超の大きめのお墓で、納骨堂に改葬する | 撤去40.8万+遷座法要5万+離檀のお布施10万+納骨堂60万 | 約116万円 |
ケースA・Bのように、大谷祖廟納骨や合祀墓を選ぶと総額40万〜50万円台に収まることが多く、ケースCのように継承を意識した個別スペースを選ぶと100万円前後になる、という構造で考えると予算を立てやすくなります。墓地の面積が2㎡を超える場合は、1㎡あたり110,000円が撤去費用に加算される点も見込んでおきましょう。たとえば3㎡のお墓であれば、基本プランの298,000円に110,000円を加えた408,000円が撤去費用の目安になります。
真宗大谷派の墓じまいでよくある勘違い
相談の中でよく耳にする誤解を3つ紹介します。1つ目は「浄土真宗だから墓じまいに法要はいらない」という思い込みです。閉眼供養という名称は使わないものの、遷座法要という形で僧侶に読経していただく点は他宗派と変わりません。2つ目は「大谷派の永代経は無料で受けられる」という誤解です。永代経懇志にも志納額の目安があり、本願寺派の永代供養と同様に費用が発生します。3つ目は「離檀料を払わなければ改葬できない」という誤解です。離檀料の支払いと改葬許可はまったく別の手続きであり、住職から埋蔵証明さえもらえれば、離檀料の支払い前でも改葬許可申請自体は進められます(ただし円満な関係を保つため、通常は法要とあわせてお布施を包みます)。
実際の費用事例
真宗大谷派の門徒からのご相談では、2㎡・石塔1基のお墓を、遷座法要のお布施5万円+離檀のお布施5万円+撤去工事298,000円(税込)+大谷祖廟納骨(一座読経3種・40,000円)という内訳で、総額47.8万円で完了したケースがあります。逆に、3.5㎡・墓誌付きの大きめのお墓で、離檀料が15万円、改葬先を樹木葬(60万円)にしたケースでは、総額100万円を超えました。面積と改葬先の組み合わせで総額が2倍以上変わることもあるため、見積り段階で複数パターンを比較しておくと安心です。
遷座法要から納骨完了までの期間の目安
真宗大谷派の墓じまいは、相談開始から納骨完了まで2〜4か月程度かかるのが一般的です。工程ごとの目安期間は次のとおりです。
| 工程 | 期間の目安 |
|---|---|
| 改葬先の検討・決定 | 2週間〜1か月 |
| 菩提寺への相談・遷座法要の日程調整 | 2週間〜1か月(お盆・お彼岸期は1か月以上) |
| 改葬許可申請書の提出・許可証の受け取り | 1〜2週間 |
| 遷座法要・墓石の撤去工事 | 1日〜数日(工事は面積により半日〜2日程度) |
| 改葬先への納骨(大谷祖廟納骨など) | 工事完了後1〜2週間以内が目安 |
菩提寺との日程調整が全体のスケジュールを左右するため、お盆やお彼岸の時期に完了させたい場合は、逆算して2〜3か月前から動き始めることをおすすめします。
真宗大谷派の墓じまいを依頼する業者選びのポイント
真宗大谷派特有の作法(遷座法要の段取り、法名軸・過去帳の扱い、大谷祖廟納骨の案内など)に理解のある業者を選ぶと、菩提寺とのやり取りもスムーズに進みます。見積り・契約前に、次の点を確認しましょう。
- 遷座法要の日程を最優先に工事日を調整してくれるか(お寺との調整を急かされないか)
- 撤去工事費が確定見積り(追加請求なし)で書面提示されるか
- ご遺骨の取り扱いについて、マニフェスト(産業廃棄物管理票)の提示や写真付きの完了報告があるか
- 大谷祖廟納骨や合祀墓など、複数の改葬先を提案してくれるか(自社の霊園への誘導だけでないか)
- 改葬許可申請の書類作成サポートが、行政書士法に抵触しない形(行政書士への紹介・お客様との直接契約)で提供されているか
- 着手金と残額払いのタイミング、キャンセル時の対応が契約書に明記されているか
当窓口は、事前現地調査のうえ確定見積りをご提示し、ご契約後は着手金+工事完了後の残額払いという形でご案内しています。改葬許可申請でお困りの場合は、提携行政書士をご紹介します(ご契約・報酬はお客様と行政書士との直接契約)。詳しい業者選びのチェックポイントは墓じまい業者の選び方もあわせてご覧ください。
仏壇じまいも同時に進める場合の注意点
お墓の承継者がいなくなるタイミングでは、仏壇じまいもあわせて検討するご家庭が多くあります。真宗大谷派の仏壇には、ご本尊(阿弥陀如来の絵像・木像)、脇掛(親鸞聖人・蓮如上人の絵像)、法名軸・過去帳が納められています。仏壇じまいを行う場合は、遷座法要とは別に「入仏法要(にゅうぶつほうよう)」の逆にあたる「遷仏法要」を仏壇に対して行い、ご本尊にお移りいただいたうえで仏壇を処分するのが一般的な流れです。菩提寺に相談する際、お墓と仏壇の両方を同時に伝えておくと、法要をまとめて1回で済ませられる場合があり、お布施やお車代の負担も抑えられます。
仏壇そのものの処分は、仏壇店の引き取りサービス(有料)や、自治体の粗大ごみ回収を利用する方法があります。ご本尊や法名軸は、菩提寺や新しい供養先の寺院に相談のうえ、お焚き上げをお願いするのが丁寧な対応です。仏壇じまいの費用相場は、法要のお布施3万〜10万円に、処分費用1万〜5万円程度を加えた金額が目安になります。
真宗大谷派の墓じまいの流れ6ステップ
- 改葬先(大谷祖廟・真宗本廟、または合祀墓・樹木葬など)を決めて契約する
- 現在の菩提寺に事情を伝え、遷座法要の日程を相談する
- 菩提寺の住職から埋蔵証明(改葬許可申請書内の証明欄)をもらう
- 市区町村の窓口に改葬許可申請書を提出し、許可証を受け取る
- 遷座法要を営み、墓石を撤去・整地する
- 改葬先に許可証を提出し、大谷祖廟納骨または永代経懇志の手続きを行う
全体像は墓じまいの流れも参考にしてください。書類集めが難しい場合は、提携行政書士をご紹介できます(お客様と直接契約・報酬目安33,000円〜。改葬許可申請の代行そのものは行政書士がお客様と直接契約のうえ行うもので、当窓口が代行することはありません)。6つのステップはあくまで標準的な順序であり、改葬先を先に決められない事情がある場合は、菩提寺への相談を先に進め、並行して改葬先を検討する形でも問題ありません。焦って進めるよりも、家族・親族間の合意形成を優先することが、後々のトラブルを防ぐうえで最も重要です。
よくある質問
Q. 真宗大谷派と浄土真宗本願寺派は何が違うのですか?
どちらも親鸞聖人を宗祖とする浄土真宗ですが、本山が異なります(大谷派は東本願寺、本願寺派は西本願寺)。墓じまい前の法要の呼び方も、大谷派は「遷座法要」、本願寺派は「遷仏法要」と異なります。費用相場そのものに大きな差はありません。
Q. 真宗大谷派の墓じまいでも離檀料はかかりますか?
法律上の支払い義務はありませんが、長年の感謝を込めてお布施を包むのが慣例です。目安は3万〜20万円程度で、金額は寺院との関係性によって異なります。
Q. 大谷祖廟への納骨は真宗大谷派の門徒でなくてもできますか?
大谷祖廟納骨は宗派を問わず利用できます。一方、真宗本廟収骨や東大谷墓地への納骨は、真宗大谷派の門徒であり所属寺(菩提寺)を持っていることが条件とされています。最新の条件は東本願寺公式サイトでご確認ください。
Q. 遠方に住んでいても真宗大谷派の墓じまいはできますか?
可能です。改葬許可申請は郵送での提出を市区町村の窓口に相談できる自治体が多く、遷座法要も一度菩提寺に出向くか、法要のみ日程を合わせて参列する形で対応できます。現地の立ち会いが必須でない業者もあります。
Q. 法名軸や過去帳はどうすればいいですか?
位牌の代わりに用いる法名軸・過去帳は、菩提寺に相談のうえ、仏壇じまいとあわせて引き取ってもらうか、新しい仏壇・仏具店に相談するのが一般的です。遷座法要の際にまとめて相談すると二度手間になりません。
Q. 遷座法要は自分の家だけで行うのですか?
はい、基本的にはその家の施主・親族のみで行う個別の法要です。他家と合同で行うことはなく、日程も菩提寺と1対1で調整します。人数の制限は特になく、遠方の親族が同席できない場合も、代表者のみで進めて問題ありません。
Q. 墓地が市営霊園や民間霊園にある場合でも真宗大谷派のお布施は必要ですか?
お墓の土地が市営・民間霊園であっても、真宗大谷派の菩提寺があり僧侶に遷座法要を依頼する場合は、通常どおりお布施が必要です。一方、菩提寺を持たず霊園の管理のみで維持してきたお墓であれば、法要自体を行わずに撤去することも可能です。その場合は、改葬先で納骨時にあらためて読経をお願いする形が一般的です。
Q. 菩提寺が遠方にあり、遷座法要のために訪ねるのが難しい場合はどうすればいいですか?
菩提寺が遠方の場合でも、1日だけ帰省して遷座法要と工事日を合わせる、または法要のみ先に済ませてから工事日を別日にする、といった調整が可能です。それでも難しい場合は、まず菩提寺に電話で事情を伝え、僧侶の許可を得たうえで、改葬先の寺院にあらためて読経をお願いする形も選択肢になります。いずれの場合も、最初に菩提寺へ一報を入れることがトラブル回避の基本です。工事当日にどうしても立ち会えない場合は、写真報告に対応した業者を選ぶことで、現地に赴かずに完了確認ができます。
Q. お布施や離檀料は誰が払うのですか?また税金はかかりますか?
法律上の決まりはなく、お墓の承継者(祭祀承継者)が負担するのが一般的ですが、兄弟や親族で分担するケースも多くあります。お布施や離檀料は宗教活動へのお礼であり、消費税や贈与税の対象にはなりません。領収書が発行されない場合もありますが、これは一般的な慣習であり問題はありません。
Q. 仏壇じまいも一緒に依頼できますか?
お墓じまいと仏壇じまいは別の作業ですが、同じタイミングでご相談いただくことは可能です。菩提寺への法要のご相談をまとめられる場合が多く、日程調整の手間も1回で済みます。仏壇の処分方法や費用については、事前にお見積りの際にご相談ください。
Q. 墓石はそのままで、遺骨だけを大谷祖廟に納めることはできますか?
お墓を残したまま、遺骨の一部(分骨)だけを大谷祖廟に納めることは可能です。ただし、その場合も改葬許可申請は必要になるか、墓地管理者への届出が必要になる場合があるため、事前に菩提寺・墓地管理者と大谷祖廟の双方に確認しておくと安心です。お墓自体を撤去し更地にして返還する「墓じまい」とは異なる手続きになる点にご注意ください。分骨のみを希望する場合は、その旨を先に菩提寺に伝えておくと、お墓を将来的にどうするかという話し合いもスムーズに進みます。
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まとめ
真宗大谷派の墓じまい費用は総額35万〜150万円が相場で、遷座法要のお布施は3万〜10万円、離檀にともなうお布施は3万〜20万円程度が目安です。本願寺派との違いは法要の呼び方(遷座法要/遷仏法要)が中心で、費用そのものに大きな差はありません。改葬先として大谷祖廟への納骨を選べば2万円〜、合祀墓なら3万〜10万円と、比較的抑えた予算で供養先を確保できます。菩提寺との調整、改葬許可申請、撤去工事、改葬先での納骨と、進める工程は多岐にわたりますが、順番に一つずつ整理すれば、決して難しい手続きではありません。
真宗大谷派の墓じまいで最初に迷いやすいのは「本願寺派とどう違うのか」「遷座法要のお布施はいくら包めばいいのか」「離檀料は本当に払わなければいけないのか」という3点です。この記事で見てきたとおり、大谷派ならではの呼び方の違いはあるものの、費用の構造や流れは他の浄土真宗とほぼ共通しています。まずはご自身のお墓の面積と、大谷祖廟納骨か一般の永代供養墓かという改葬先の方向性を決めるところから始めると、全体の予算感が見えてきます。
安心墓じまいでは、基本プラン298,000円(税込・2㎡まで・石塔1基)で墓じまいをサポートしています。お支払いは完了後の残額払いで追加請求はありません。無料相談はお電話(10:00〜18:00、土日祝休み)のほか、フォーム・LINEなら24時間受け付けています。お気軽にご相談ください。
参考文献
墓じまいの費用、いくらかかる?
お墓の場所とお写真がわかれば、その場で概算をお伝えします。
ご相談・お見積りは無料です。
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この記事の監修者

久留 慎一郎(ひさどめ しんいちろう)/司法書士・行政書士|東京司法書士会 第7135号・東京都行政書士会 第11924号
東京大学法学部を卒業後、日本航空株式会社に26年間勤務(うち法務部に4年間所属)。在職中に司法書士試験に合格し、2018年に独立開業、2021年に司法書士法人を設立。相続手続きや改葬・墓じまいに関わる法律手続き、名義変更などを担当する。安心墓じまいの提携司法書士・行政書士。当サイトでは、改葬許可申請などの行政手続きと、相続・名義に関する法務部分を監修しています(墓じまいの施工内容・費用は監修対象外)。 監修者プロフィール・監修範囲 →
監修者プロフィールの詳細
■経歴
- 1966年鹿児島県生まれ
- 1985年鹿児島ラ・サール高校卒業
- 1989年東京大学法学部卒業/同年、日本航空株式会社入社(2002〜2006年は法務部所属)
- 2013年司法書士試験合格
- 2015年簡易裁判所訴訟代理等に関する法務大臣認定/同年、日本航空株式会社退職、司法書士法人コスモ入所
- 2017年司法書士法人コスモ退職
- 2018年事務所開設
- 2021年司法書士法人設立
■得意領域
- 相続登記・相続手続き
- 改葬・墓じまいの手続き
- 相続放棄
- 簡易裁判所の訴訟代理

