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墓じまい経験者197名調査|52.3%が「追加費用」を負担、契約前に説明を受けたのは約3人に1人

墓じまい経験者197名調査|52.3%が「追加費用」を負担、契約前に説明を受けたのは約3人に1人

最終更新日:2026年10月30日|監修(法務):司法書士・行政書士 久留慎一郎|作成:安心墓じまい事務局(相談窓口責任者 田所)

司法書士・行政書士 久留慎一郎
監修者

久留 慎一郎(ひさどめ しんいちろう)/司法書士・行政書士|東京司法書士会 第7135号・東京都行政書士会 第11924号

東京大学法学部を卒業後、日本航空株式会社に26年間勤務(うち法務部に4年間所属)。在職中に司法書士試験に合格し、2018年に独立開業、2021年に司法書士法人を設立。相続手続きや改葬・墓じまいに関わる法律手続き、名義変更などを担当する。安心墓じまいの提携司法書士・行政書士。当サイトでは、改葬許可申請などの行政手続きと、相続・名義に関する法務部分を監修しています(墓じまいの施工内容・費用は監修対象外)。 監修者プロフィール・監修範囲 →

監修者プロフィールの詳細

■経歴

  • 1966年鹿児島県生まれ
  • 1985年鹿児島ラ・サール高校卒業
  • 1989年東京大学法学部卒業/同年、日本航空株式会社入社(2002〜2006年は法務部所属)
  • 2013年司法書士試験合格
  • 2015年簡易裁判所訴訟代理等に関する法務大臣認定/同年、日本航空株式会社退職、司法書士法人コスモ入所
  • 2017年司法書士法人コスモ退職
  • 2018年事務所開設
  • 2021年司法書士法人設立

■得意領域

  • 相続登記・相続手続き
  • 改葬・墓じまいの手続き
  • 相続放棄
  • 簡易裁判所の訴訟代理

墓じまい・改葬の一括代行サービス「安心墓じまい」(運営:株式会社Sora Capital)は、墓じまいを経験した全国の男女197名を対象に「墓じまいの費用・追加費用に関する実態調査」を実施しました。

墓じまいでは、墓石の撤去工事、お寺・霊園へのお布施、新しい納骨先の費用など複数の支払いが重なります。そのため見積もりの段階で総額をつかみにくく、「あとから費用が増えた」という声も少なくありません。今回の調査では、経験者の52.3%が見積額に含まれない費用を追加で支払い、そのうち65.0%は契約後に初めて追加費用を知っていたことが分かりました。

墓じまいの費用・追加費用に関する実態調査(安心墓じまい調べ)
目次

調査結果のサマリー

  • 墓じまいの費用総額は「30万〜70万円未満」が33.5%で最多。70万円以上も43.1%にのぼる
  • 52.3%が見積額に含まれない費用を追加で支払い。内訳は「閉眼供養のお布施」22.3%、「墓石撤去の追加工事費」21.8%、「新しい納骨先の費用」21.3%がいずれも2割超
  • 追加費用を支払った人のうち、契約前に説明を受けていたのは35.0%。65.0%は契約後に初めて知った

調査概要

調査名 墓じまいの費用・追加費用に関する実態調査
調査期間 2026年10月14日
調査対象 ご自身またはご親族が墓じまいを行い、その進め方に関わった全国40〜70歳の男女
調査方法 インターネット調査
有効回答数 197名
調査主体 安心墓じまい(株式会社Sora Capital)

※結果は小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。合算値は回答数をもとに算出しています。

墓じまいにかかった費用の総額はいくらでしたか?

墓じまいにかかった費用の総額(単一回答・n=197)

墓じまいの費用総額は「30万〜70万円未満」が33.5%で最も多い結果となりました。続いて「70万〜100万円未満」が24.9%、「30万円未満」が23.4%でした。「70万円以上」を合わせると43.1%となり、約5人に1人(18.3%)は100万円以上を支払っています。

費用の総額 割合
30万円未満 23.4%
30万〜70万円未満 33.5%
70万〜100万円未満 24.9%
100万円以上 18.3%

墓石の撤去工事、お寺・霊園へのお布施や離壇料、新しい納骨先の費用を合わせると、数十万円から100万円を超えるまで幅広く分布しています。墓の大きさや立地、新しい納骨先の選び方によって総額が大きく変わるため、事前に内訳ごとの目安を把握しておくことが大切です。

最初に受け取った見積額と比べて、最終的な支払額はどうなりましたか?

見積額と最終的な支払額の比較(単一回答・n=197)

最終的な支払額が「見積額より高くなった」人は、あわせて39.1%にのぼりました。「見積額どおり、または安くなった」は33.0%で、高くなった人を下回っています。「覚えていない」を除いて集計すると、支払額が見積額を上回った人は54.2%と半数を超えます。

回答 割合
見積額どおり、または見積額より安くなった 33.0%
見積額より10万円未満高くなった 21.3%
見積額より10万〜30万円未満高くなった 11.2%
見積額より30万円以上高くなった 6.6%
覚えていない 27.9%

上振れ幅は「10万円未満」が中心ですが、10万円以上高くなった人も17.8%いました。見積額はあくまで契約時点の目安であり、実際の支払額とはずれる可能性があることがうかがえます。

見積額に含まれておらず、あとから追加で支払った費用は何でしたか?

見積額に含まれず追加で支払った費用(複数回答・n=197)

見積額に含まれない費用をあとから支払った人は52.3%と、半数を超えました。内訳をみると「閉眼供養(魂抜き)のお布施」22.3%、「墓石撤去の追加工事費」21.8%、「新しい納骨先の費用」21.3%がほぼ並んでいます。特定の費目だけでなく、お寺・工事・新しい納骨先のいずれでも追加費用が発生しうることが分かります。

追加で支払った費用(複数回答) 割合
閉眼供養(魂抜き)のお布施 22.3%
墓石撤去の追加工事費(重機の使用・搬出など) 21.8%
新しい納骨先(永代供養墓・樹木葬など)の費用 21.3%
離壇料 12.7%
追加で支払った費用はない 47.7%

一方、トラブルとして話題になりやすい「離壇料」は12.7%と、ほかの費目に比べて低い結果でした。離壇料だけに注意を向けるのではなく、供養のお布施や工事の追加分も含めて、見積もりの範囲を確認しておくことが重要です。

見積額以外に追加費用がかかることについて、いつ説明を受けましたか?

※前の設問で「追加で支払った費用がある」と回答した103名が対象

追加費用についての説明を受けたタイミング(単一回答・追加費用を支払った103名)

追加費用について「契約前に説明を受けた」人は35.0%にとどまりました。最も多かったのは「工事・作業の途中で説明を受けた」の36.9%で、「工事・作業が終わってから請求された」15.5%、「業者からの説明はなく、お寺・霊園から直接請求された」12.6%を合わせると、65.0%が契約後に追加費用を知ったことになります。

説明を受けたタイミング(103名) 割合
契約前に説明を受けた 35.0%
工事・作業の途中で説明を受けた 36.9%
工事・作業が終わってから請求された 15.5%
業者からの説明はなく、お寺・霊園から直接請求された 12.6%

工事が始まってから追加費用を告げられても、その時点で断るのは難しいのが実情です。また、お寺・霊園への支払いは業者の見積もりの外で発生することもあるため、契約前に「どこまでが見積もりに含まれているか」を確認しておくことが大切です。

墓じまいにかかった費用のうち、最も負担が大きかったものは何ですか?

墓じまいの費用のうち最も負担が大きかったもの(単一回答・n=197)

最も負担が大きかった費用は「墓石の撤去工事費」が44.2%でトップでした。続いて「お寺・霊園に支払った費用(離壇料・お布施など)」が28.9%、「新しい納骨先の費用」が20.8%でした。

最も負担が大きかった費用 割合
墓石の撤去工事費 44.2%
お寺・霊園に支払った費用(離壇料・お布施など) 28.9%
新しい納骨先の費用 20.8%
その他の費用 6.1%

墓石の撤去工事費は、墓の広さや重機が入れるかどうかなど、墓地の条件で大きく変わります。先の設問で「墓石撤去の追加工事費」を支払った人が21.8%いたことも踏まえると、現地確認のうえで工事内容まで具体的に見積もってもらうことが、費用を抑えるポイントといえます。

調査結果のまとめ:契約前に確認しておきたい3つのこと

今回の調査で、墓じまい経験者の半数以上(52.3%)が、見積もりに含まれていない費用をあとから支払っていたことが分かりました。また、追加費用を支払った人の65.0%は、契約後に追加費用を知っています。契約後に知っても、断ったり他の業者と比べたりするのは難しいのが実情です。

追加費用で後悔しないために、契約前に次の3点を確認しておきましょう。

  1. 見積もりに含まれる範囲(撤去工事・お寺へのお布施・新しい納骨先)
  2. 追加工事が発生する条件と、その場合の金額の目安
  3. お寺・霊園へ直接支払う費用の有無と金額

この3点にきちんと答えてくれる業者を選べば、「あとから請求される」心配は大きく減らせます。見積もりは金額の安さだけでなく、「最終的にいくら払うのか」が分かるかどうかで比べることが大切です。

墓じまいの手続きは「安心墓じまい」にご相談ください

「安心墓じまい」は、お墓の撤去から行政手続き、新しい供養先のご案内までを一括で代行する専門サービスです。料金は198,000円からの定額制で、お見積もり確定後の追加費用はいただきません。「どこまでが見積もりに含まれるのか」「追加費用はかかるのか」といった点も、ご契約前にご説明します。

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調査結果の引用・転載について

本調査結果は、出典を明記のうえ自由に引用・転載いただけます。引用・転載される際は、出典として「安心墓じまい調べ」と明記し、本記事のURLをあわせてご記載ください。図版はそのままお使いいただけます。

記載例:出典:安心墓じまい調べ「墓じまいの費用・追加費用に関する実態調査」(2026年10月)https://anshin-hakajimai.com/column/hakajimai-hiyou-tsuika-chousa-2026/

この記事の監修者

司法書士・行政書士 久留慎一郎
監修者

久留 慎一郎(ひさどめ しんいちろう)/司法書士・行政書士|東京司法書士会 第7135号・東京都行政書士会 第11924号

東京大学法学部を卒業後、日本航空株式会社に26年間勤務(うち法務部に4年間所属)。在職中に司法書士試験に合格し、2018年に独立開業、2021年に司法書士法人を設立。相続手続きや改葬・墓じまいに関わる法律手続き、名義変更などを担当する。安心墓じまいの提携司法書士・行政書士。当サイトでは、改葬許可申請などの行政手続きと、相続・名義に関する法務部分を監修しています(墓じまいの施工内容・費用は監修対象外)。 監修者プロフィール・監修範囲 →

監修者プロフィールの詳細

■経歴

  • 1966年鹿児島県生まれ
  • 1985年鹿児島ラ・サール高校卒業
  • 1989年東京大学法学部卒業/同年、日本航空株式会社入社(2002〜2006年は法務部所属)
  • 2013年司法書士試験合格
  • 2015年簡易裁判所訴訟代理等に関する法務大臣認定/同年、日本航空株式会社退職、司法書士法人コスモ入所
  • 2017年司法書士法人コスモ退職
  • 2018年事務所開設
  • 2021年司法書士法人設立

■得意領域

  • 相続登記・相続手続き
  • 改葬・墓じまいの手続き
  • 相続放棄
  • 簡易裁判所の訴訟代理
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