墓じまいのあと、遠方の新しい供養先へご遺骨をどう運ぶか。結論から言うと、方法は「ゆうパックで送る」「自分で運ぶ」「業者に任せる」の3つです。そして宅配便で遺骨を送れるのは、日本郵便(ゆうパック)だけです。
| 運び方 | 費用の目安 | 向いている方 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| ゆうパック(送骨) | 2,000〜3,000円+梱包キット3,000円前後 | 遠方で受け取りに行けない方 | 送れるのは日本郵便のみ。改葬許可証のコピーを同梱 |
| 自分で運ぶ | 交通費のみ | 最後は自分の手で納めたい方 | 飛行機・新幹線とも持ち込み可。改葬許可証を携行 |
| 当窓口の手配 | 取り出し・洗浄・梱包込みでお見積り | 取り出しから納骨まで任せたい方 | 洗浄・乾燥・粉骨まで一括で手配可能 |
目次
宅配で遺骨を送れるのは「ゆうパック」だけ
ヤマト運輸も佐川急便も、約款で遺骨(遺体・位牌を含む)の引き受けを断っています。一方、日本郵便のゆうパックは遺骨の発送を禁止しておらず、実務では「送骨(そうこつ)」という方法として定着しています。多くの永代供養墓・納骨堂が「送骨プラン」として受け入れているほどです。
送るときのポイントは次の通りです。
- セキュリティゆうパック(対面手渡し・記録付き)を使うと安心です
- 骨壷を固定できる送骨用の梱包キットが市販されています(骨壷+固定材+外箱のセット)
- 改葬許可証(コピー)を同梱します。納骨先への提出に必要です
- 送料は全国でおおむね2,000〜3,000円程度です
送る前に「洗浄・乾燥」が必要なことが多い
土の中のカロート(納骨室)は水が入っていることが多く、骨壷をそのまま送ると、カビや水濡れで受け入れを断られることがあります。取り出したご遺骨は、洗浄・乾燥をしてから梱包するのが基本です。
樹木葬・合祀墓は「粉骨」が条件のことも
樹木葬や合祀タイプの供養先は、粉骨(ご遺骨を細かくすること)が受け入れ条件になっている区画が少なくありません。送骨の前に、受け入れ先の条件を必ず確認してください。
自分で運ぶ場合:飛行機も新幹線もOK
「最後は自分の手で運びたい」という方も多く、これもまったく問題ありません。
- 飛行機:ANA・JALとも骨壷の機内持ち込みが可能です。保安検査ではX線を通します
- 新幹線・電車:制限はありません。骨壷が見えないよう風呂敷や専用バッグに包むのが一般的です
- 移動時も改葬許可証を携行してください
面倒な段取りは、専門の窓口にまとめて。
定額275,000円〜で撤去・整地・写真付き完了報告まで。お支払いは工事完了後、追加費用はいただきません。
手続きの順番だけ間違えないように
ご遺骨を動かすには、お墓のある市区町村が発行する改葬許可証が必要です。順番は次の通りです。
- 新しい供養先から「受入証明書」をもらう
- 今の墓地の管理者から「埋葬(埋蔵)証明書」をもらう
- お墓のある市区町村に改葬許可を申請する(郵送申請できる自治体が多数)
- 許可証を持ってご遺骨を取り出し、移送する
官公署に提出する申請書類の作成は行政書士の独占業務のため、当窓口では提携行政書士をご紹介し、お客様と直接ご契約いただく形でお繋ぎしています(報酬目安33,000円〜・行政書士へ直接お支払い)。
関連記事
- 墓じまいで遺骨は処分できない?行き先7つと費用・選び方
- 墓じまいで石屋さんへのお礼は必要?相場と渡し方のマナー
- 墓じまいで仏壇はどうする?仏壇じまいの流れ・費用・供養法
- 檀家をやめるには?離檀の手順・離檀料・墓じまいまで解説
まとめ
- 宅配で送れるのはゆうパックのみ(ヤマト・佐川は不可)
- 送る前に洗浄・乾燥、供養先によっては粉骨が必要
- 自分で運ぶ場合は飛行機・新幹線とも持ち込み可能
- どの方法でも改葬許可証が先
墓じまいから送骨・納骨までの全体の流れは墓じまいの流れと必要書類で、費用の目安は費用シミュレーターでご確認いただけます。
