(お客様と、または
お墓を背景に)
なぜ、私が「安心墓じまい」を
始めたのか。
きっかけは、私自身の家族のお墓でした。地方にある祖父母の墓を前に、遠く離れて暮らす両親も歳を重ね、「この先、誰がこのお墓を守るのだろう」と、家族の誰もが口に出せずにいました。いざ墓じまいを調べ始めて、私は言葉を失いました。
料金は問い合わせるまで分からない。契約したら、あとから次々と追加費用。「離檀料」として法外な金額を求められた、という話まで出てくる。——大切な人を、最後にきちんと送るための仕事なのに。
撤去した墓石が不法投棄されるニュースも、一度や二度ではありませんでした。ご遺骨が、まるで物のように扱われている現実。ここには、遺された家族の気持ちに寄り添う仕組みが、あまりにも足りていませんでした。
だから私は、決めました。料金は最初にすべてお見せして、契約後の追加請求は一切しない。ご遺骨は必ず人の手で取り出す。処分は記録で証明する。しつこい営業は、しない。——「自分の家族のことでも、迷わず任せられる会社」。それだけを基準に、この事業をつくりました。
墓じまいは、ご先祖との縁を断つことでも、供養の終わりでもありません。手を合わせられるうちに、これからも供養を続けられるかたちへ、そっと移し替えること。そのお手伝いを、誠実に、最後まで。後悔だけは、絶対にさせません。





