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墓じまい費用は分割払いできる?ローンの種類・金利と後払い

墓じまいをしたいけれど、まとまった費用を一度に用意するのが難しい——そんなときも、墓じまいを諦める必要はありません。メモリアルローンや銀行のフリーローンで分割払いにする方法のほか、親族での分担、自治体の補助金、そしてそもそも前払いのいらない「工事完了後払い」の業者を選ぶという選択肢もあります。この記事では、それぞれの金利目安・審査の特徴・注意点を比較し、無理のない支払い計画の立て方を解説します。

目次

墓じまい費用が一括で払えないときの選択肢一覧

まずは取り得る選択肢の全体像を確認しましょう。ローンだけが答えではなく、組み合わせることで負担は大きく減らせます。

選択肢概要向いているケース
メモリアルローン供養・葬祭目的に特化した信販会社・金融機関のローン年金収入のみなど、一般ローンの審査に不安がある
銀行フリーローン・多目的ローン使いみち自由。金利は属性・銀行により幅がある給与収入があり、低金利で借りたい
カードローン即日借入も可能だが金利は高め少額の不足分を短期間だけ埋めたい
親族での分担祭祀承継者だけが負担する義務はなく、話し合いで分担できる兄弟姉妹・いとこなど関係者が複数いる
自治体の補助金無縁墓対策として撤去費を補助する自治体がある該当自治体に墓地がある
工事完了後払いの業者を選ぶ着手金・前払いなしで、工事完了を確認してから支払う支払時期を後ろ倒しにして資金を準備したい

最初にやるべきは「総額の把握」

支払い方法を考える前に、そもそもいくら必要なのかを確定させることが先決です。墓じまいの総額は、撤去工事費(お墓の面積で決まる)、閉眼供養のお布施、新しい供養先の費用の3つで構成されます。たとえば当窓口の撤去工事は基本プラン275,000円(税込・2㎡まで・石塔1基、遺骨取り出しから整地・写真付き完了報告まで込み)、以降1㎡ごとに110,000円という明朗会計です。まずは費用相場のページやシミュレーターで総額の目安をつかんでください。

「払えないから放置」が一番高くつく

費用を理由に墓じまいを先送りすると、管理料の滞納が続き、最終的に無縁墓として整理される恐れがあります。また、承継者が高齢になるほど手続きの負担も増します。分割・後払い・補助金を組み合わせれば、現役世代でなくても現実的に実行できるのが墓じまいです。放置した場合のリスクは無縁墓になるとどうなるかで詳しく解説しています。

メモリアルローンとは|供養目的に特化したローン

墓じまいの分割払いでまず候補になるのが、メモリアルローンです。特徴を押さえましょう。

葬祭・供養目的に限定されたローン

メモリアルローンは、お墓の建立・墓じまい・葬儀・仏壇購入など、供養に関わる費用に使途を限定したローン商品で、信販会社や地方銀行・信用金庫などが扱っています。借入可能額はおおむね10万〜500万円程度とされ、墓じまいの費用をカバーするには十分な枠があります。石材店や霊園が信販会社と提携していて、支払い時にそのまま申し込める形になっていることも多いため、まずは依頼先の業者に「分割払いは可能ですか」と確認するのが近道です。

金利目安と審査の特徴

金利は商品によって幅がありますが、年2〜9%程度が目安で、使途自由のカードローン(年3〜18%程度)より低めに設定されている傾向があります。使いみちが供養目的に限定されているぶん審査のハードルは比較的緩やかとされ、年金収入のみの高齢の方でも申し込める商品があるのが大きな特徴です。ただし、審査がある以上、収入状況や借入状況によっては利用できない場合もあります。金利・手数料の正確な条件は必ず各金融機関・信販会社の最新情報を確認してください。

利用手順

  1. 依頼先の石材店・代行業者・霊園に提携ローンの有無を確認する
  2. 提携がなければ、取引のある銀行・信用金庫でメモリアルローンや多目的ローンを探す
  3. 見積書を用意して申し込む(使途確認のため見積書・契約書の提出を求められるのが一般的)
  4. 審査通過後、契約・借入して業者に支払う
  5. 毎月の返済計画に沿って返済する

お墓の広さがわかれば、費用はその場でわかります。
広さと石塔の数を選ぶだけの費用シミュレーターをご用意しています。個人情報の入力は一切不要です。

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銀行フリーローン・カードローンとの比較

メモリアルローン以外の借入手段と、金利・特徴を比較してみましょう。

種類金利の目安(年)特徴
メモリアルローン2〜9%程度供養目的限定。高齢者でも申し込みやすい商品がある
銀行フリーローン・多目的ローン2〜14%程度使途自由。属性が良ければ低金利だが審査はやや厳しめ
カードローン3〜18%程度手軽だが金利が高く、長期返済には不向き

総返済額で比較する癖をつける

月々の返済額だけを見ると「月1万円なら払える」と感じがちですが、大切なのは金利を含めた総返済額です。たとえば50万円を年9%で5年返済すると、利息だけで約12万円になります。同じ50万円でも年3%なら利息は約4万円。借入額が同じでも金利と期間で総負担は大きく変わるため、複数の商品で返済シミュレーションを比較してから決めましょう。繰上返済手数料の有無も確認しておくと安心です。

借りすぎないために「削れる費用」を先に削る

借入額そのものを減らす工夫も忘れずに。新しい供養先を合祀タイプの永代供養にすれば数万円から選べますし、自治体によっては墓石撤去の補助金制度もあります(詳しくは墓じまいの補助金)。また、改葬許可申請を自分で行えば行政書士への報酬も不要です。「借りる前に削る」を徹底すれば、ローンに頼る金額は最小限で済みます。

「工事完了後払い」なら前払い資金の心配がない

見落とされがちですが、業者の支払い条件そのものを選ぶことも、資金繰りの有力な選択肢です。

前払い・着手金なしの業者なら準備期間を確保できる

墓じまい業界では、契約時に着手金や前払いを求める業者も少なくありません。しかし、支払いが工事完了後の業者を選べば、契約から工事完了までの期間をまるごと資金準備に充てられます。墓じまいは、お寺との相談や改葬許可の手続き、閉眼供養の日程調整などで契約から完了まで1〜2か月以上かかることが一般的です。その間に定期預金の満期や賞与を待つ、親族と分担を話し合うといった余裕が生まれます。当窓口はお支払いを工事完了後にいただく方式で、着手金・前払いは一切ありません。

完了後払いは「悪質業者対策」にもなる

前払い方式には、工事の品質が支払い後に判明するという構造的な不安があります。完了後払いなら、写真付きの完了報告で更地の状態を確認してから支払えるため、手抜き工事や追加請求のリスクを減らす防波堤にもなります。あわせて、事前の現地調査に基づく確定見積り(追加請求なし)かどうかも必ず確認しましょう。業者選びの詳しい基準は墓じまい代行サービスで解説しています。

ローンを組む前に確認したい3つの注意点

分割払いは便利な一方で、契約前に立ち止まって確認すべきポイントがあります。

  • 返済期間と年齢のバランス:完済時年齢に上限(80歳前後など)を設ける商品が多く、長期返済は選べない場合があります
  • 親族との合意:祭祀承継者が単独で負担する法的義務はありません。ローンを組む前に、兄弟姉妹など関係者と費用分担を話し合うのが先です(話し合いの進め方は親族との合意形成を参照)
  • お布施や供養先費用は現金で:ローンの対象は業者への支払いが中心です。お寺へのお布施(閉眼供養3〜5万円程度、離檀時のお布施目安3〜20万円)は現金で包むのが慣例のため、その分は手元に残しておきましょう

なお、改葬は令和6年度で年間176,105件(厚生労働省・衛生行政報告例)と年々増えており、費用の相談に慣れた業者・金融機関も増えています。一人で抱え込まず、まず総額の見積りから始めてください。

自分でやるか、任せるか迷ったら。
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まとめ|「借りる」前に「減らす・後ろ倒しにする」を検討しよう

墓じまい費用が一括で払えないときは、メモリアルローン(年2〜9%目安)や銀行フリーローンでの分割払いに加え、親族での分担、補助金の活用、そして前払いのない完了後払いの業者を選ぶという方法があります。借入は総返済額で比較し、その前に削れる費用を削るのが鉄則です。当窓口は基本プラン275,000円・確定見積り・工事完了後払いで、資金計画の立てやすい墓じまいをお手伝いしています。まずは費用シミュレーターで総額を把握し、費用を抑えるコツもあわせてご覧のうえ、無料相談をご利用ください。

参考文献

墓じまいの費用、いくらかかる?

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